学内組織の特色ある取組
大阪大学の各部局・研究所では、それぞれの分野や環境に応じた独自のダイバーシティ&インクルージョン/男女共同参画の取組を進めています。本ページでは、その代表的な取組を部局単位でご紹介します。各取組には「推進体制」「採用・人事」「施設・環境」「子育て・両立」「啓発・交流」のテーマを付しています。
全学教育推進機構
本学創立90周年・大阪外国語大学創立100周年記念事業の一環として、女子学生の修学支援および男女共同参画の推進のため、パナソニック株式会社からのご寄付により設置されました。
「パウダールーム併設女子トイレ」を設置
人間科学研究科
子育てと研究・学業の両立に取り組む学部学生・大学院学生を支援するため、奨励金・奨学金の支給制度を設けています。
学生・院生向け子育て支援奨励金
事務職員の育児休業取得とサポート体制はすでに定着していますが、教員の取得では、代替教員の手当をはじめ育休期間中のサポート体制づくりが講座・研究室に委ねられます。これまで教員は男性・高年齢層が多く取得事例が少なかったため、対応が手探りとなり、取得者・講座双方の負担が大きい状況でした。そこで他部局の事例も参考に、教員が育休を取得する際のガイドラインを策定し、円滑な取得とサポート体制づくりができるようにしました。
理学研究科
教職員活性化・男女共同参画ワーキンググループを設置し、男女共同参画推進のための検討を重ねています。
2017年度に女性教員限定の公募を実施しました。基礎科学の領域であれば分野を問わず、これまでの業績・研究のオリジナリティ・今後の発展性などを総合的に考慮して候補者を決定するという独自の採用方法をとっています。本ポストは同様の基準で、研究科全体において永続的に運用する予定です。
理学部オープンキャンパスでは、「女子高校生のための講演会」「女子大学院生による女子高校生のための相談コーナー」などを通じて、女性研究者・学生の研究生活やキャリア形成について紹介し、女子中高生を勇気づけています。
工学部・工学研究科
教職員活性化・男女共同参画ワーキンググループを設置し、男女共同参画推進のための検討を重ねています。
男女共同参画ワーキンググループの設置
平成19年から夏休みに毎年開催しています。講演会では現役の女性教員・研究者・学生が、工学部で学ぶ面白さを女子高校生に向けて紹介します。交流会では、講師や女子学生が参加者からのさまざまな質問にお答えしています。
毎年、第一線で活躍する女性研究者を招き、研究を志した動機や研究と家庭の両立についての講演会・交流会を開催しています。国際性豊かな学生同士、また学生と教員などが研究室を離れて交流できる貴重な機会となっています。
基礎工学研究科
2016年頃から研究科内に男女共同参画WGを組織し、性別に限らず互いを尊重して能力を発揮しやすくするための意見交換の場として活用しています。WGからの提案を各種施策に反映しています。
2018年より近畿圏の女子中高生・受験生を対象に開催しています。在学生からのメッセージや教員が直接質問に答える内容など、基礎工学部をより身近に感じてもらえる構成としています。
既設の女子休憩室に加え、休憩用の小ベンチも備えた女子学生更衣室を2022年に新設しました。学部生~大学院生の希望者が利用でき、入室のセキュリティを強固に管理しているため、随時、安心・安全な環境で利用できます。部局内の男女トイレ比率は約6:4で、2022年に安心・安全に配慮した女性用トイレへ改修しました。また、既設のバリアフリートイレ(本棟1F中央玄関・シグマホール1階の2か所)に、おむつ交換台とチャイルドシートを設置しています。
2018年より理学研究科と共催で「女性科学者サミット@阪大豊中」を開催しています。両研究科に所属し各分野で活躍する女性研究者を含めた交流を目的とし、近年はワークライフバランスの紹介や、受験生・在学生を後押しする内容としています。
基礎工学部の学校推薦型選抜に女性枠を新設しました。詳細は入試案内をご覧ください。
基礎工学部 学校推薦型選抜(女性枠)
クロス・アポイントメント制度を活用し、多様な人材の登用を進めています。
国際公共政策研究科
教職員・学生のワークライフバランスを支援するため、授乳が可能な部屋「きぼうのへや」を設けています。室内にはソファー、ベビーベッド、冷蔵庫、机・いすなどを備えています。また、大学では初めて、一部のトイレにおむつ台とベビーチェアーを設置しました。玄関にはスロープを設けてバリアフリー化を進めています。
微生物病研究所
職種・職位・性別・国籍にかかわらず所属員が働きやすい環境を構築するため、「なんでも相談室」を設置し、対応しています。
所内の企画広報推進室に留学生・外国人研究者サポート担当を配置し、奨学金の受け入れや役所関係の手続きなど、受け入れ支援・定着(セトルダウン)支援を行っています。また、留学生対象の交流会を開催し、孤立しやすい留学生の交流を促進しています。
産業科学研究所
多様な人材の活躍推進と環境整備を目的にグローバルD&I推進室を設置し、交流会やアウトリーチ活動を通じて、ダイバーシティ&インクルージョンへの一層の意識醸成に取り組んでいます。
職種・職位・性別・国籍にかかわらず、全所員がそれぞれの個性を武器に挑戦し続けられる環境を目指し、男女協働推進にとどまらず、広範なダイバーシティ&インクルージョンの推進活動を進めています。
産研協働推進チームの発足
蛋白質研究所
クロス・アポイントメント制度を活用し、女性教員の採用を促進しています。
女性限定で優れた研究者を助教として採用する方策を継続的に実施し、女性研究者割合の向上に努めています。
体調不良時の休養や授乳・搾乳などに利用できる女子休養室を設置しています。また、一部のトイレにはおむつ替えシート・ベビーチェアを設置しています。
接合科学研究所
在籍する女性所員(教員・職員・学生・留学生)が、所属や身分にこだわらない連携体制を築き、女性が働きやすい環境を整備することを目的として、2017年10月に発足しました。セミナーや定例会(3か月に1度、昼休みを利用)などを開催しています。
JWRI 女会の発足
免疫学フロンティア研究センター
企画室では研究関連のマネジメントを担うURAを採用してきましたが、女性研究者比率向上のためのポジティブ・アクションとして、2023年から女性限定の助教(URA)の公募を行っています。
サイバーメディアセンター
センターで活躍する女性研究者を取り上げ、本学とのクロス・アポイントメントや共同研究、キャリアの変遷、ワークライフバランスなどをインタビューし、多様な研究者像をロールモデルとして紹介しています。
サイバーメディアセンターで活躍する女性研究者ロールモデル集
社会経済研究所
令和5年度から研究所内にD&I推進懇談会を組織し(令和7年度から戦略会議に統合)、ダイバーシティ促進のための人事戦略を検討しています。
鍵付きで安心してご利用いただける休憩スペースを用意しています。体調不良時の一時休養のほか、授乳・搾乳、赤ちゃんのおむつ替えにもご利用いただけます。室内にはベビーベッド、ソファ、テーブル、イスなどを備えています。また、性別を問わずどなたでも快適にご利用いただけるALL GENDERトイレも設置しています。オストメイト対応設備を完備し、車いすをご利用の方にも配慮しています。
お湯・お水のサーバーや電子レンジを設置しており、ミルクや離乳食づくりにご活用いただけます。キッチン内の水道、テーブル、イスもあわせてご利用いただけます。