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阪大コラム

大阪でのひとり暮らしについて

工学研究科博士前期課程2年ゆのべ

こんにちは、工学研究科マテリアル生産科学専攻博士前期課程2年のゆのべです。

大阪大学に興味をもっていらっしゃるみなさんはどちらにお住まいでしょうか?

大阪大学では日本だけでなく、世界各地からの学生が集まっており、全体のうち約半数の学生が一人暮らしをしているようです。

私は関東出身で、現在はキャンパスの近くに住んでいますが、大阪大学に入学するまでは大阪に来たことがありませんでした。今回は、そんな私のように関西圏外出身の方や、関西に住んでいるけど下宿を考えている方向けに、大阪でのひとり暮らしについて紹介したいと思います。


・通学について
統計によると、下宿をしている人はだいたい徒歩か自転車、原付で通学をしており、片道の通学時間は30分以内の人が約8割を占めるようです。(第23回学生生活調査報告書より)

基本的には通うキャンパスの周辺に住みますが、学年によってキャンパスの移動があるため注意が必要です。例えば、大阪大学に入学すると1年生は全員豊中キャンパスに通いますが、工学部の建物は主に吹田キャンパスにあるため、2年生からは吹田キャンパスに通うことになります。

したがって、最初から吹田に住む人もいれば、学生が多い豊中キャンパス周辺に住み続ける人もいます。


・大阪ってどんなところ?
私は入学するまで大阪のことをよく知らなかったため、大阪といえば”にぎやか”、”治安が悪そう”、“お笑いに厳しい”といったような、結構ステレオタイプなイメージを持っていました。ですが実際のところ、大阪大学のキャンパスがある北摂という地域は、落ち着いた雰囲気で、治安も良く、わたしの地元の埼玉とそれほど変わらないな、という印象を受けました。大阪の人は笑いに厳しいかというとそんなことはないですが、わたしは大阪に来てから性格が明るくなったように感じます。関西弁が飛び交うなかで過ごすので自然と関西弁が話せるようになります。

また、わたしが思う大阪の好きなところは、地域によって雰囲気が違っていて、個性的な建物や古い建物がたくさんあるところです。コロナ禍が明けたらぜひいろいろな街に出かけてみてくださいね。


・部屋の選び方について
わたしは合格が決まってから入学までにそれほど時間がなく、土地勘も無かったため、あまりよく考えず部屋を決めてしまいました。そのため、いくつか後悔していることがあります。

まず、通学路に坂が多くて自転車を漕ぐのが大変なところ。次に、スーパーマーケットが家から遠いこと。そして、交通の便があまり良くなくて、電車で移動するのに時間とお金がかかってしまうことです。ですので、みなさんが部屋を選ぶ際には、部屋の広さや家賃、周辺が夜暗くないかなどといった点だけでなく、通学しやすいかどうか、日用品を買うお店が周囲にあるかどうか、電車やバスのアクセスが良いかどうかなども考慮することをオススメします!


・実家からの通学か下宿、どちらがいい?
関西圏内に住んでいる方は、大学の近くに下宿するか、それとも自宅から通学するか迷うところだと思います。実際これは人それぞれで、大阪府内に住んでいるけど下宿している人もいれば、片道2時間かけても実家から通う人もいます。 周りの関西出身の友達で下宿をしている人は、最初は実家から通っていたけれど、授業や部活が忙しくなった3回生のころから下宿に切り替えたそうです。

一方で少し遠いけれど実家から通っている人は、一限の授業に出席するために朝早くに家を出なければならないことや、通学に時間を取られるため、平日にバイトをするのが難しいことで苦労したようです。とはいえ、実家に住んでいると家族にご飯を作ってもらえるのはやっぱりありがたいですし、通学途中の駅で降りていろいろなところに遊びにいけるといった楽しみもあるようです。

実際に大学生活を始めてみないとわからない部分が多いと思いますので、通える距離に住んでいる方はしばらく通学してみてから決めるのがよいと思います。


今回の記事は以上になります。大学に入ってからの学習だけでなく、大阪での暮らしも楽しみに受験勉強を頑張ってくださいね!


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