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2020年11月11日(水)13時00分~17時20分、女性大学院生と企業等との交流会を開催しました。
女性大学院生の育成、研究力向上及び博士後期課程への進学後押しを目的に、昨年度に引き続き、ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)の共同実施機関・協力機関である企業や研究機関との連携により、今年度はオンラインによるバーチャルな交流会として開催されました。理系6研究科の研究科長から推薦された女性大学院生46名※と、ダイキン工業をはじめとする企業等19機関より研究・開発担当者や人事担当者など67名、計113名が参加しました。 |
交流会に先駆け、本事業の実施責任者である工藤眞由美理事・副学長による開会挨拶のあと、西尾総長からの女性大学院生に対する期待や激励、企業等への感謝などが込められた熱いメッセージで幕を開けました。 第1部では、女性大学院生によるプレゼンテーションが行われました。参加 続いて第2部では、企業等との交流会が行われました。女性大学院生が交流を希望する企業等を小グループごとにオンライン上で訪問し、企業等の事業内容や大阪大学OG社員の紹介、質疑応答などが行われました。企業等の研究・開発担当者からの説明や少人数かつオンラインならではのより身近な形での交流は、女性大学院生にとって将来のロールモデルに触れる良い機会となりました。 |
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参加した女性大学院生からは、「コロナ禍で企業と直接交流できる貴重な機会だった」「様々な分野の発表が聞けて刺激になった」「プレゼンテーションのフィードバックがあったことで、プレゼンの回を重ねるごとに工夫ができた」などの前向きな感想が多く聞かれました。また参加企業等からも、「真摯に研究に取り組む女性大学院生の姿に感銘を受けた」「短い時間でも密なコミュニケーションを取ることができる貴重な機会」などの声をいただきました。
また、今年度より交流会で優れた研究発表をした女性大学院生4名に「大阪大学女性大学院生交流会優秀発表賞」と副賞が授与されることとなり、参加女性大学院生にとっては大きな励みになりました。 |
この交流会を通じて、女性大学院生は普段は話す機会のない企業等、特に研究・開発担当者の方々との交流から、実社会における研究の可能性や他の分野との研究の関連性など、新たな気づきを得る場となるとともに、他分野の学生の研究を知る機会にもなりました。これを契機に、女性大学院生と企業等の間での理解が深まり、今後自身の研究を深化、発展させるため博士後期課程に進学する女性大学院生の後押しとなり、新たな社会価値の創成に貢献する女性リーダーが多く生まれることが期待されます。