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研究基盤EXPO 2021「若手技術職員×1年生ゼロ局員での政策対話」に部局横断型女性技術職員ネットワークのメンバー3名が参加しました

2021年1月22日(金)~29 日(金)に開催された研究基盤イノベーション分科会・文部科学省 連携企画 研究基盤EXPO 2021において、研究基盤協議会(*) プレイベント内の「若手技術職員×1年生ゼロ局員での政策対話」セッションに本学技術職員4名(内3名、部局横断型女性技術職員ネットワークに所属)が参加しました。

本セッションは、文部科学省局横断・萌芽的政策検討チーム(ゼロ局)、大学技術職員組織研究会、近畿地区女性技術職員ネットワークに所属する若手職員がWebex上に集まり、「これからの研究現場を支えていく若手技術職員と文科省若手職員の間での人脈構築の場とするとともに、研究基盤協議会への若手参画の契機とすること」という目的で開催され、YouTubeライブ配信にて100名以上が参加しました。

セッション参加者は、文科省ゼロ局員 7 名、技術職員 10 名、ファシリテーター(研究基盤EXPO 2021実行委員)3名の計20名。最初に若手職員17名が簡単に自己紹介を行いました。文科省職員と技術職員ではもちろんのこと、技術職員同士でも今回のイベントを通して初めて顔を合わせる方も多くいました。また技術職員に関しては、若手という括りの中でも様々な年次の方が参加していて、多様な分野かつ仕事内容の異なる職員が集まりました。

続いて、ファシリテーター3名の紹介の後、グループワークに移りました。グループワークのテーマは、当初は文科省職員の方々にご用意いただいた本格的なものから選んで設定する予定でした。しかし準備段階で、文科省からいただいた企画案について技術職員同士で意見交換をした際、技術職員側としては、技術職員が研究室補助や学生実験に限らない多種多様な業務を担っていることを文科省の方々に知っていただきたい、今回参加するメンバーも様々だが、参加メンバーのみで全容を表せているわけではなく、さらに異なる仕事を行っている技術職員もいることを伝えたい、本格的なテーマで議論を行う前に、まずはお互いを知ることが大切なのではないか、という話になった経緯から、当日は「お互いの立場、仕事内容を知る」というテーマにて対話が行われました。

本学技術職員は、それぞれ別のグループに分かれて参加しました。江口さん(科学機器リノベーション・工作支援センター)が参加したAグループは、技術職員という職を見つけた背景や、技術職員を取り巻く環境について対話を行い、キャリアパスが議題に上がりました。一方、稲角さん(理学研究科)や植原さん(接合科学研究所)が参加したBグループは、グループワーク中に両職員のキャリアパスについての話が飛び交い、大変議論が盛り上がりました。津々美さん(工学研究科(兼 低温センター))の参加したCグループは、現職に就いた理由や仕事のやりがいについて話をし、人との繋がりであるネットワークというものにどのような機能を求めるかという議題が上がりました。
セッション終盤では、グループワークで対話した内容や感想について各グループから発表があり、全体で共有がなされました。そして、今後は研究基盤協議会若手ネットワークにて引き続き議論していくという案内があり、終了となりました。

セッションそのものはあっという間の1時間でしたが、事前事後を含めると、普段の業務では知る機会、考える機会のない情報に触れるきっかけとなり、また新しい繋がりをもつことができ、参加者にとって非常に貴重な経験となりました。

*) 研究基盤協議会:研究基盤イノベーション分科会が主催する、文部科学省事業採択校の有志を中心に、全ての大学・研究機関を含む多様なステークホルダーによる新たな協議の場として2021年設立予定


 

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