全国ダイバーシティ・ネットワークダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)

「第1回 大阪大学 部局横断型女性技術職員ネットワークセミナー」が開催されました

2021年12月23日(木)13時半~15時半に部局横断型女性技術職員ネットワーク主催の「第1回 大阪大学 部局横断型女性技術職員ネットワークセミナー もっと知って!技術職員のこと-関西から広げる輪」が開催されました。参加者は84名でした。

本セミナーは、大学で少数派の技術職員の認知度を上げるとともに、教員や行政が技術職員に向ける期待や、技術職員が利用できる制度等を知ることで、技術職員が抱えるキャリアパスやワーク・ライフ・バランス等における課題や必要な支援制度等を提案していくことを目的として、開催いたしました。

最初に、西尾章治郎総長から開会の挨拶があり、続いて中本有紀部局横断型女性技術職員ネットワーク(以下、女技ネット)代表より女技ネットについて説明を行いました。

特別講演では、中川尚志 前文部科学省大臣官房政策課政策推進室長(現デジタル庁企画官)よりお話をいただきました。中央官庁の行政官として技術職員に関わる政策に携わられた経験から、研究基盤イノベーション政策における技術職員の研究支援体制の現状を教えていただきました。日本における研究機器の現状を踏まえて技術職員がどう関わるべきか、技術職の評価方法をどう考えるかといったお話もあり、技術職員一人ひとりが今後のことを考える機会となりました。

続いて、田中敏宏 理事・副学長、中山敦子 岩手大学理工学部 教授、屋比久祐盛 琉球大学工学部技術部 技術長をパネリストに迎え、女技ネットからは黒住貴代佳 理学研究科技術部 技術職員がパネリスト、江口奈緒 科学機器リノベーション・工作センター 技術職員がファシリテータを務め、パネルディスカッションを行いました。
最初に、田中理事より工学研究科技術部発足の経緯、技術職員の役割と技術職員への期待について話がありました。その後、事前に申込者からいただいた技術職員に対する疑問や期待に関するご意見をもとに、意見交換を行いました。学内外の技術職員組織およびコアファシリティ事業のうち技術職員に関するものの現状と課題や、女性技術職員の産休・育休についての現状と課題等について、特別講演講師の中川氏からコメントをいただきながら、活発なトークが行われました。

 

 

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