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本学では、令和元年度より、自然科学系研究科に所属し優れた研究成果を挙げた女子大学院生に対して、大阪大学女子大学院生優秀研究賞のもとに表彰してきました。本賞は、女子大学院生の研究意欲を高め、もって将来の学術研究を担う優秀な女性研究者の育成と、これによる本学のダイバーシティ推進等に資するために創設されたものです。優秀な女子大学院生の博士後期課程進学、及び将来的に研究者を志すことの後押しとなるよう、本学名誉教授・元工学研究科長 豊田政男先生から大阪大学未来基金「女性活躍支援事業」に寄せられたご寄付により授与されます。
この度、各研究科長より推薦された女子大学院生のうち、厳正な審査の結果、以下の14名の受賞が決定しました。表彰式は、本年4月18日に開催する予定です。
また、女子学生と女性研究者とのタテ・ヨコ・ナナメのネットワークを構築するため、女性研究者※1 による研究発表会と、交流会も同日開催いたします。表彰式と研究発表会については、ぜひ多くの教職員と学生の方々にご参加賜りたく※2 ご案内します。
【時間】・表彰式 13:10~13:50(13:00にはご入室下さい。)
・女性研究者による研究発表会 14:05~14:20
【場所】・大阪大学 吹田キャンパス コンベンションセンター会議室1
※1 令和5年度に「自然科学系基礎的分野の研究に対する助成事業」において、研究支援が行われた女性研究者です。
※2 表彰式または研究発表会のいずれかのみのご参加も可能です。
令和5(2023)年度 『大阪大学女子大学院生優秀研究賞』 受賞者一覧
氏 名 | 所 属 | 学 年 |
研 究 課 題 名 | ||
西村 里桜 | 理学研究科 化学専攻 | 博士前期課程2年 |
メチン架橋トリカルコゲノフェンの立体構造評価および構造へのカルコゲン相互作用の影響について | ||
金田 紗苗 | 理学研究科 生物科学専攻 | 博士前期課程2年 |
シロイヌナズナの側根原基形成が開始される際に細胞極性が生じる仕組みに関する研究 | ||
𠮷本 紗良 | 医学系研究科 医科学専攻 | 修士課程2年 |
複数のエボラウイルス種に有効な次世代ワクチンの開発に向けた基盤研究 | ||
森岡 千尋 | 医学系研究科 保健学専攻 | 博士前期課程2年 |
在宅医療受療者における食形態と老年症候群 | ||
田村 明音 | 医学系研究科 保健学専攻 | 博士前期課程2年 |
活動強度に着目した産後2週間の身体活動と疲労感との関連:前向き観察研究 | ||
前 光結 | 薬学研究科 創成薬学専攻 | 博士前期課程2年 |
光触媒を用いた硫黄原子隣接位への選択的重⽔素導⼊法の開発 | ||
髙橋 咲良 | 工学研究科 応用化学専攻 | 博士前期課程2年 |
遷移金属触媒によるアルケンの位置選択的二官能基化反応 | ||
市倉 ひなの | 工学研究科 機械工学専攻 | 博士前期課程2年 |
Ball-on-Clothシステムに基づくIn-Handマニピュレーション | ||
趙 梓茜 | 工学研究科 環境エネルギー工学専攻 | 博士前期課程2年 |
テラヘルツ時間領域エリプソメトリーによるワイドギャップ半導体の特性評価 | ||
李 同瑶 | 工学研究科 物理学系専攻 | 博士前期課程2年 |
Metasurface-assisted plasmonic tip for plasmon nanofocusing tip-enhanced Raman nanoimaging | ||
四方 志 | 基礎工学研究科 物質創成専攻 | 博士前期課程2年 |
機能性材料の界面における水分子の水素結合ダイナミクスに関する分子動力学シミュレーション研究 | ||
加道 ちひろ | 情報科学研究科 マルチメディア工学専攻 | 博士前期課程2年 |
Solidityコンパイラ更新による脆弱性への影響調査 | ||
一寸木 明日香 | 生命機能研究科 生命機能専攻 | 5年一貫制 博士課程2年次 |
ホヤ幼生の遊泳方向変化の理解に向けた重力感知神経細胞の解析 | ||
德永 涼香 | 生命機能研究科 生命機能専攻 | 5年一貫制 博士課程2年次 |
気管支喘息における気道周囲マクロファージの機能解析 |