全国ダイバーシティ・ネットワークダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)

理系女子学生と企業等との交流会を開催しました

2024年12月10日(火)に、理系女子学生と企業等との交流会を開催しました。

本交流会は、2016年度に本学が採択された、文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」を継承した本学の産学共創教育事業の一環として、女子大学院生の育成、研究力向上を目的に、2019年度から行われてきました。
昨年度からは、学部生にも対象を拡げ、学業に取り組みつつ将来のキャリア形成を意識する理系女子学生にとって、進路についての視野を広げる機会にすることを目的とした交流会へと軸足を移し、引き続き、本学キャリアセンターとの共催で開催しました。

交流会はオンライン(Zoom)で実施し、13名(学部生7名、大学院生6名)の理系女子学生と、企業等8機関より研究・技術担当者や人事担当者などが参加しました。
※理学部、工学部、基礎工学部、理学研究科、工学研究科、生命機能研究科、医学系研究科、情報科学研究科

島岡まな副学長・ダイバーシティ&インクルージョンセンター長からの開会挨拶に始まり、第1部は、企業等8機関によるプレゼンテーションを実施しました。参加学生が一堂に会して、各機関から事業や制度、職場環境や業務内容等について、ご紹介いただきました。

続いて第2部では、Zoomのブレイクアウトルーム機能を活用し、25分ずつ計3回、各機関との交流を行いました。参加学生にはあらかじめ交流希望の機関を聞き、全員が第一希望の機関と交流することができました。 各回のブレイクアウトルームでは話しやすい雰囲気作りのために機関側参加者の自己紹介や、女性社員による在学中から現在の職務に就くまでの経験等についてお話しいただいたほか、学生に対しても自己紹介を促しながら自社について興味のあることなどを尋ねていただいたことで、学生側も次第にリラックスしていき、活発な質疑応答が見られました。採用に直接かかわらない交流会のため、学生側は気負うことなく参加でき、学生からの様々な質問に対して、各機関の担当者より誠実で温かなアドバイスやご回答を頂きました。

参加した学生からは「実際に働かれている方のお話を伺える機会がとても貴重なので、自分の悩んでいることや疑問に思うことに直接答えていただけてとても参考になった。」
「少人数制で質問などを気軽にすることができた。」また、各機関の参加者からは「学生さんの生の声を聞くことができてよかったです。」「少人数でじっくりとお話しできてよかったです。」などの声がありました。

最後に、キャリアセンター家島明彦副センター長の挨拶をもって終了となりました。
学生が今後のキャリア形成を考える上で、本交流会が一つのきっかけになることを願っています。

※画像の一部を加工して掲載しています。

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