全国ダイバーシティ・ネットワークダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)

2024年度 大阪大学「イノベーション女性活躍推進プログラム」を実施しました

2016年度に採択され、2021年度に終了した文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」を継承した本学の産学共創教育事業として、2024年度
大阪大学「イノベーション女性活躍推進プログラム」を11月28日、12月5日、13日の3日間、大阪大学コンベンションセンターにて実施しました。

「DE&Iコンソーシアム・ハンダイ」の参画機関であるダイキン工業株式会社、三洋化成工業株式会社、シスメックス株式会社、株式会社神戸製鋼所の女性社員28名と本学女子学生16名の計44名が受講しました。

本プログラムでは、女性リーダーの育成とすそ野拡大を目指し、それぞれの分野で活躍中の本学教授や外部講師による講義および演習・グループワークを行いました。

リーダーとしての資質を引き出しながら、組織のパフォーマンスを高めるインクルーシブ・リーダシップ、将来世代になりきることで大きな課題を自分事にし、新たな発想を獲得するフューチャー・デザイン、様々な出来事や変化に対してしなやかに対応していく強さ「レジリエンス」を身に着けて、変化の時代に対応した新しい価値創造(イノベーション)につなげることのできるリーダーとしての姿を探求しました。

   

   開講式にて総長よりご挨拶をいただきました。

最終日となった12月13日には、閉講式を行い、ダイバーシティ&インクルージョンセンター長から受講生に修了証を授与しました。

プログラムの振り返りでは受講した学生からは、「大学の座学や本・動画等の情報では感じられない、働く社会人女性のリアルな悩みや空気を感じることができ、とても貴重な機会になりました。」「企業の方と共に学ぶという点に、当初はハードルが高いと感じていましたが、3日間を終えた今では思い切って受講して良かったと強く感じています。特に各講義のディスカッションでは、大学でのディスカッションと比較し、より実践的でハイレベルな意見交換がなされており、ディスカッションに取り組む姿勢を見つめ直す機会となっただけでなく、自分とは異なる新たな視点を得る機会となりました。多くの良い刺激を得ることができ、学びの多い3日間だったと思います。」との感想がありました。また企業から参加の方からは「自身と違う年齢層・環境の中で生きる方たちと同じ課題に取り組む中で、多様な人材の中で協働するという経験値を積むことができたことが良かったです。」「ソリューション検討のスキル・インクルーシブリーダーシップのスキル・レジリエンスのマネジメントそれぞれバランスよくスケジュールされており、バランスよく学ぶことができました。このような学びの機会は少ないので、非常に勉強になりました。」などの感想がありました。

 

活発な意見交換がなされたグループワークの様子

 

グループ発表の様子

大阪大学男女協働推進宣言

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