附属図書館と協働で「LGBTQ+ライブラリー」を開催しました
大阪大学ダイバーシティ&インクルージョンセンターでは、6月のプライド月間(Pride Month:欧米圏をはじめ世界各地でLGBTQ+の権利を啓発する活動・イベントが実施される期間)に合わせて、6月5日~8月7日まで附属図書館と協働で「LGBTQ+ライブラリー」を開催しました。
今年度は、附属図書館4館とコンベンションセンター1階DE&Iスペースに加え、共創イノベーション棟1階コラボレーティブスペース前や本部棟1階にも展示場所を拡大し、LGBTQ+に関する古典・専門書から実用書、和書・洋書問わず幅広い分野の図書を通じて、SOGI/LGBTQ+に対する理解を深めることを狙いとしました。
各展示場所には、大阪大学ワニ博士のアライ(※)ステッカーに加え、アライシップについて学ぶための資料を用意しました。具体的には、ニューヨークを拠点とするプロダクトデザイナー・ライターのAmélie Lamont(アメリ・ラモン)氏によるオープンソースガイド”Guide to Allyship“と、本学人文学研究科の三木那由他講師が許可を得て和訳した『アライになるためのガイド』の紹介プリントを配架しました。また、大阪大学の機関リポジトリである大阪大学学術情報庫(OUKA)に掲載されている学術成果の中から、本企画の趣旨に合う論文をいくつか選出し配架しました。アライステッカーの配布枚数(全7カ所)は、合計29枚でした。
蔵書展示に加え、これら各展示場所での配架等により、展示場所に立ち寄った方それぞれがSOGI多様性について深く学ぶ機会を提供しました。
また、開催終了後翌日(8月8日)に行われたオープンキャンパスでもLGBTQ+ライブラリーの様子がわかるよう、休憩スペース等で図書展示し、大阪大学を目指す多くの学生やその保護者等にも、本学の取り組みについて知っていただきました。
※アライ(Ally):LGBTQ+のことを理解し、支持しようとする人のこと
【アンケートに回答いただいた方からの声】
【開催時の案内】
【2025.6.5-8.7】「LGBTQ+ライブラリー」開催のご案内 ~ LGBTQ+関連書籍を附属図書館等で展示 ~ | 大阪大学 ダイバーシティ&インクルージョンセンター
【展示】企画展示「LGBTQ+ライブラリー」 | 大阪大学附属図書館