大阪・関西万博で「LGBTQに関するトークセッション~LGBTQを含む誰もが暮らしやすい未来社会とは?~」を開催しました
大阪大学ダイバーシティ&インクルージョンセンターでは、9月18日(木)に大阪・関西万博 ウーマンズ パビリオン 「WA」スペースにて、認定NPO法人虹色ダイバーシティと協働で、「LGBTQに関するトークセッション ~LGBTQを含む誰もが暮らしやすい未来社会とは?~」を開催しました。
当日は一般参加者約70名が来場され、3名の登壇者と共に「LGBTQを含む誰もが暮らしやすい未来社会とは?」について、考えました。
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本学総長からのビデオメッセージが流れる様子 |
3名の登壇者が話す様子 |
![]() 村木 真紀 氏 |
![]() 寺原 真希子 氏 |
![]() 金森 サヤ子 教授 |
冒頭、本学の熊ノ郷淳総長によるビデオメッセージでは、
・本学はインクルーシブな環境の実現を目指していること
・性的指向や性自認(SOGI)の多様性を尊重することが、豊かで幸せな未来社会を築く鍵であること
・無理解や偏見によって当事者が生きづらさを抱えていることは、個人の可能性を狭めるだけでなく、社会全体にとっても大きな損失となること
を強調し、本学が教育・研究機関として社会に対してどのような重要な役割があるかを踏まえながら、本トークセッションに向けた期待を語っていただきました。
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次に、それぞれの登壇者による講演が行われました。
認定NPO法人虹色ダイバーシティ理事長の村木氏からはLGBTQに関する最新の動向について、公益社団法人Marriage For All Japan代表理事の寺原氏からは「婚姻の自由をすべての人に」訴訟に関する最新の動向について、本学全学教育推進機構の金森教授からは「誰もが暮らしやすい未来社会」をテーマに、全学教育推進機構OU-SDGsプログラムで開催され、阪大生13名が参加した特別ワークショップの様子やその成果を踏まえながら、ご講演いただきました。
その後、村木氏をモデレーターとして、登壇者3名によるトークセッションが行われ、最後に来場者からの質問に回答いただきました。
日本におけるLGBTQ等の性的マイノリティへの理解が進む中で、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を実社会でどう描き、LGBTQも含む誰もが暮らしやすい未来社会をどう創るかについて、来場者の皆さんと共に考える大変貴重な機会となりました。
【参考】
OU-SDGsプログラム スペシャルワークショップ「LGBTQを含む誰もが暮らしやすい未来社会について考える」のご案内
【イベントレポート】「LGBTQに関するトークセッション〜LGBTQを含む誰もが暮らしやすい未来社会とは?〜」――大阪・関西万博ウーマンズパビリオン「WA」スペース | 虹色ダイバーシティ