全国ダイバーシティ・ネットワークダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)

理系女子学生と企業等との交流会を開催しました

2023年10月24日(火)に、理系女子学生と企業等との交流会を開催しました。

本交流会は、2016年度に本学が採択された、文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」を継承した本学の産学共創教育事業の一環として、女子大学院生の育成、研究力向上を目的に、2019年度から行われてきました。
今年度からは、学部生にも対象を拡げ、学業に取り組みつつ将来のキャリア形成を意識する理系女子学生にとって、進路についての視野を広げる機会にすることを目的とした交流会へと軸足を移しました。昨年度に引き続き、本学キャリアセンターと共催で開催しました。
交流会はオンライン(Zoom)で実施し、22名(学部生11名、大学院生11名)の理系学生と、企業等6機関より研究・技術担当者や人事担当者など計22名の合計44名が参加しました。
※理学部、薬学部、工学部、基礎工学部、理学研究科、工学研究科、基礎工学研究科、生命機能研究科、医学系研究科

島岡まな副学長・ダイバーシティ&インクルージョンセンター長からの開会挨拶に始まり、第1部は、企業等6機関によるプレゼンテーションを実施しました。参加学生が一堂に会して、企業等から事業や制度、その他本学出身の女性社員による職場環境や業務内容等について、ご紹介いただきました。

続いて第2部では、Zoomのブレイクアウトルーム機能を活用し、学部生と大学院生の混合グループが、20分ずつ計6回、各企業等と交流を行いました。
各回のブレイクアウトルームでは、企業等の側から、話しやすい雰囲気作りのために、自己紹介や、女性社員による本学在学中から現在の職務に就くまでの経験についてお話しいただいたほか、参加学生に対しても自己紹介を促しながら自社について興味のあることなどを尋ねていただいたことで、学生側も次第にリラックスしていき、活発な質疑応答が見られました。採用に直接かかわらない交流会のため、学生側は気負うことなく参加でき、学生からの様々な質問に対して企業等担当者からは、誠実で温かなアドバイスやご回答を頂きました。

 

参加した女子学生からは
「堅苦しくなかったので、本当に疑問に思っていることや、(第1部の)企業紹介で興味を持った質問を、実際に研究をされている方に聞けた。」
 「結婚・出産・育児に女性研究者がどのように対応しているかを直接聞くことができた。」などの声がありました。

最後に、キャリアセンター家島明彦副センター長の挨拶をもって終了となりました。
学生が今後のキャリア形成を考える上で、本交流会が一つのきっかけになることを願っています。  

※肖像権の関係上、画像一部加工をして掲載しています。

大阪大学男女協働推進宣言

Pick Up

  • 女性活躍推進のためのご寄付のお願い
  •          
  • みんなのSOGI多様性ガイドブック
  • 子育て・介護等両立支援ガイドブック
  • 阪大女性教員による学問のミニ講義 (夢ナビ)

Contents