全国ダイバーシティ・ネットワークダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)

【生理用品無償提供事業】ディスペンサーを考案した「MeWプロジェクト」がメディアの取材を受けました


 2024年5月2日(木)、本学人間科学研究科において、大阪大学ユネスコチェアMeWプロジェクトがサンテレビの番組『あんてなサン』の取材を受けました。【放送予定:5月19日(日)22:00~・再放送20日(月)8:00~】

D&Iセンターでは、女子学生をはじめとした構成員のウェルビーイング向上を目的として、学内のトイレにディスペンサーを設置し、生理用品の無償提供を行っています。使用しているディスペンサーは、本学人間科学研究科杉田映理教授を中心とするMeWプロジェクトが独自に開発したもので、他の教育機関や自治体、被災地の避難所等、学外でも数多く導入されています。この度、MeWプロジェクトにご協力いただいている㈱日本電商様の特集番組の中で、同プロジェクトの取組が紹介されることになりました。


撮影風景


番組ナビゲーターと杉田教授

 撮影では、男女数人が、MeWプロジェクトの学生メンバーのアドバイスのもと、ディスペンサーの組み立てを行いました。参加者は、組み立ての簡単さと、使いやすさへのこだわりが詰まった設計にふれて、驚いている様子でした。

【プロジェクトメンバーからのコメント】

杉田映理教授(人間科学研究科・MeWプロジェクト代表)

「自分の状態や好みに合わせて、生理用品を3種類から選択できることが、このディスペンサーの大きな特徴。トイレットペーパーと同じように、生理用品がトイレに置いてあるのが当たり前の社会を目指したい。」

小塩若菜さん(人間科学研究科博士後期課程2年)

「段ボール製ディスペンサーは電気を使わないため災害時にも使える。今年の能登半島地震の際にも、実際に現地で設置し利用されている。」


番組ナビゲーター、日本電商ご担当者、杉田教授、MeWプロジェクトメンバー、組み立て参加者

【学内のみなさまへ】

 現在学内では、約250台のディスペンサーが使われています。今年度中にあと100台の設置を目指していますので、新たなディスペンサーの設置について、ご検討のほどよろしくお願いいたします!

関連リンク:

学内の生理用品無償提供事業:https://www.di.osaka-u.ac.jp/dispenser-list/

MeWプロジェクト:https://mewproject-osaka-u.jp/

学内ディスペンサー・マップ:https://www.google.com/maps/d/u/0/viewer?mid=1NmbVmD2iCmelFO_s3IEryrYJypkNMz4&hl=ja


大阪大学男女協働推進宣言

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