Contents
-
私らしさ応援
-
出版物・リンク集・その他
2023年11月28日、第6回全国ダイバーシティネットワーク総括シンポジウム「つなげよう さらなる未来へ」をオンラインで開催しました。
大阪大学は、2018年度に文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(全国ネットワーク中核機関(群))」に全国で唯一採択され、185の参画機関からなる全国ダイバーシティネットワークの幹事機関を務めています。
今回のシンポジウムは、事業最終年度を迎えるにあたり、これまでの事業の総括として開催したもので、350名を超える方々にご参加いただきました。
冒頭、本学西尾章治郎総長を始めとする実施機関側の挨拶に続き、来賓のご挨拶として、文部科学省科学技術・学術政策局 柿田恭良局長及び科学技術振興機構 山村康子プログラム主管から本ネットワークへの期待のお言葉をいただきました。
続いて、基調講演として、経済協力開発機構(OECD)東京センター 上田奈生子所長から「ダイバーシティ&インクルージョンで豊かな社会へ」と題して、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 矢島洋子執行役員・主席研究員からは「女性活躍推進~賃金格差解消に向けた課題の構造化~」と題して、それぞれ実際のデータに基づいて課題を可視化いただき、国際的な視点と企業からの視点でのお話をいただきました。
パネルディスカッションでは、本学島岡まな副学長・ダイバーシティ&インクルージョンセンター長がモデレータを務め、東北大学 大隅典子副学長、立命館大学 仲谷善雄学長、東京大学 吉江尚子副学長から、各大学の先進的な取組についてのご紹介と、今後の大学ネットワーキングについて、科学技術振興機構 山村康子プログラム主管も交えて議論いただきました。
パネルディスカッションの様子
(左上から、本学島岡まな副学長・ダイバーシティ&インクルージョンセンター長、
東北大学 大隅典子副学長、立命館大学 仲谷善雄学長、科学技術振興機構 山村康子
プログラム主管、東京大学 吉江尚子副学長)
最後に、津田塾大学客員教授・本学招へい教授の村木厚子氏から、全体総括があり、参加者の皆様に本シンポジウムの意義を改めて共有いただきました。 参加者アンケートでも、9割を超える方から「参加して良かった」と好評を得ており、盛会となりました。 今後も、本事業で培ったネットワークを活かし、ダイバーシティ推進に向けた取組を続けてまいります。
全国ダイバーシティネットワークHPはこちら