全国ダイバーシティ・ネットワークダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)

SOGIアライ月間の取組結果を発表します

Diversity & Inclusion強化期間のうち、8月~9月はSOGIアライ月間として、SOGIアライの輪を広げるべく、様々な取組を推進してまいりました。

皆様、積極的にご参加いただき、誠にありがとうございました。

SOGIアライ月間では、学生からの寄稿記事の掲載やSOGIに関する講演動画の配信等を行いました。
結果、100名を超える学生・教職員が取組に参加し、「わたしのSOGIアライ宣言」を表明しました。

「わたしのSOGIアライ宣言」の一部をご紹介します。

本学は、2020年9月15日に総長をはじめ幹部職員がSOGIアライ宣言として「性的指向・性自認の多様性と権利を尊重します」と宣言し、2021年9月3日には「大阪大学ダイバーシティ&インクルージョン推進宣言」を公表しました。通称名の使用、健康診断での配慮、ハラスメント相談室やなんでも相談室での相談対応、ガイドラインの作成、ALL GENDERトイレの設置など、SOGIの多様性に配慮した取組を着実に進めています。
今回のSOGIアライ月間の取組は、「大学のどこかで誰かが取り組んでいること」ではなく、構成員一人ひとりが自分事として受け止め、関心をもってSOGIの多様性を考える機会となりました。

これからも、無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)と向き合いながら、「わたし」から、SOGIアライの輪を広げていきましょう。
その先には、多様性(ダイバーシティ)が個人のアイデンティティとして当たり前に包摂(インクルージョン)される社会、生きがいを育む社会、多様な個性が輝く社会、イノベーションの革新が生まれる社会があるはずです。


SOGIアライ月間取組結果

1.あなたはSOGIアライ月間でどのようなことに取り組みましたか。

男女協働推進センターHPの記事を読んだ 84%
Webでジェンダー、セクシャリティに関する記事や動画を見た 63%
友人、同僚や家族等とジェンダーやセクシャリティに関して一緒に考えた 36%
男女協働推進センターHPで紹介されている動画を視聴した 35%
ジェンダーやセクシャリティに関する本を読んだ 29%
その他
・セクシャリティやジェンダーについて積極的に発信しているユーチューバーの動画を
 視聴した。
・学生とのディスカッションのテーマに取り入れた。等
6%

2.今回の取組でどのようなことを知ることができましたか。(以前から知っている場合も含む)

性的指向、性自認(SOGI)の多様性を尊重するということがどういうことか、理解できた 92%
アライとは何かがわかった 84%
性的指向、性自認(SOGI)の多様性を尊重するということは、自分自身も関係して
いるということに気づいた
82%
性的マイノリティの方の生きづらさや障壁を知れた 76%
その他
・気づかずに、息子さん、娘さんと呼んでしまっていて、自分の認識を振り返る
  良い機会となりました。等
2%

3.今回の取組を通して、どのように感じ、考えましたか。

SOGIアライを表明して、身近なところから性的指向、性自認(SOGI)の多様性を
 尊重していきたいと思った
84%
自身の言動を振り返ることができた 76%
性的指向、性自認(SOGI)の多様性という視点で、自分自身のことも見直すことができた 71%
その他
・「ありのまま」を受け入れて尊重する姿勢は子育てにも通じると感じました。
 育児の中で、子どもの意思・希望・個性を受け止め尊重し、また、子どもにも
 他者の 意思・希望・個性を  受け止めて尊重することを幼い時からきちん
 と伝えたいと思いました。
・ありのままを受け入れたい、それぞれの人が生きやすい社会になればいいと
 考えています。
 ただ、知らないうちに傷つけてしまうかもしれないと思うと、結果的に壁を
 作ってしまうのではないかと不安に感じます。 もっと理解を深める必要が
 あると感じました。等
7%
大阪大学男女協働推進宣言

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